川崎市の治安が良い区・悪い区を防犯データから解説!

1. はじめに

川崎市は東京都と横浜市に隣接し、交通の利便性が高い都市として人気があります。しかし、エリアによって治安の良し悪しに大きな差があるため、「安全に暮らせるのか?」と気になる人も多いのではないでしょうか。

特に、川崎駅周辺は治安が悪いというイメージが強い一方で、宮前区や麻生区などは治安が良く住みやすい地域とされています。実際の犯罪発生率や傾向を知ることで、安全なエリア選びが可能になります。

本記事では、川崎市内の治安が良い区・悪い区をランキング形式で紹介し、犯罪発生データをもとに防犯対策についても解説します。これから川崎市に住む予定の方や、すでに住んでいる方が安全に暮らせるよう、参考にしてください。

2. 治安が良い区ランキング

川崎市内には治安が良いエリアも多く、特に住宅街が広がる区では犯罪発生率が低く、ファミリー層にも人気です。ここでは、治安の良い区をランキング形式で5つ紹介します。

第1位:宮前区(みやまえく)

特徴

閑静な住宅街が多く、子育て世帯に人気。
大型商業施設が少なく、落ち着いた環境。
東急田園都市線沿いでアクセスも良好。

犯罪発生率

川崎市内で最も犯罪発生率が低く、安全なエリア。空き巣や自転車盗難はあるものの、暴力事件は少ない。

おすすめエリア

宮崎台駅周辺:落ち着いた住宅街で、ファミリー層に人気。
鷺沼(さぎぬま):駅前の利便性がありながら、治安も良い。

第2位:麻生区(あさおく)

特徴

川崎市の最西部に位置し、自然が豊かで静かな環境。
高級住宅街も多く、治安が良い。
小田急線沿線で、新宿方面へのアクセスが便利。

犯罪発生率

川崎市内で2番目に犯罪発生率が低い。夜間の治安も良く、女性の一人暮らしにも適したエリア。

おすすめエリア

新百合ヶ丘(しんゆりがおか):高級住宅地が多く、教育環境も充実。
柿生(かきお):落ち着いた雰囲気の住宅街。

第3位:高津区(たかつく)

特徴

住宅街と商業施設がバランスよく共存するエリア。
田園都市線沿いで、渋谷方面へのアクセスが良い。
大企業のオフィスもあり、比較的落ち着いた環境。

犯罪発生率

治安は比較的良いが、駅周辺では自転車盗難や軽犯罪が発生することもある。住宅街に入ると犯罪件数は少なくなる。

おすすめエリア

溝の口(みぞのくち):利便性が高く、治安も安定している。
梶ヶ谷(かじがや):静かな住宅街で、子育て世帯に人気。

第4位:多摩区(たまく)

特徴

生田緑地など自然が多く、落ち着いた雰囲気。
JR南武線・小田急線が利用でき、交通の便が良い。
大学が多く、学生が多いが、大きな犯罪は少ない。

犯罪発生率

ファミリー層や学生が多いエリアのため、治安は比較的良い。ただし、駅周辺では軽犯罪が発生することがある。

おすすめエリア

登戸(のぼりと):治安が安定しており、利便性も高い。
生田(いくた):自然豊かで、落ち着いた住宅街が広がる。

第5位:中原区(なかはらく)

特徴

川崎市の中央部に位置し、都心へのアクセスが抜群。
武蔵小杉などの再開発が進み、高級マンションも増加。
交通量は多いが、住宅街は比較的治安が良い。

犯罪発生率

駅周辺では人通りが多く、窃盗や自転車盗難が発生しやすいが、住宅街に入ると犯罪件数は少なくなる。

おすすめエリア

武蔵小杉(むさしこすぎ):再開発が進み、住環境が向上。
元住吉(もとすみよし):商店街があり、治安が良く住みやすい。

3. 治安が悪い区ランキング

川崎市内でも、繁華街や交通の要所があるエリアは犯罪発生率が高く、注意が必要です。特に窃盗や暴力事件が多発する地域では、防犯対策を徹底することが重要です。ここでは、治安が悪い区をランキング形式で5つ紹介します。

第1位:川崎区(かわさきく)

特徴

川崎駅周辺の繁華街が広がり、飲食店や娯楽施設が多い。
夜間の人通りは多いが、酔っ払いのトラブルや暴力事件が発生しやすい。
多国籍なコミュニティがあり、外国人犯罪も発生することがある

犯罪発生率

川崎市内で最も犯罪発生率が高く、治安が悪いエリア。窃盗や暴行事件が多く、繁華街ではひったくりも発生。

注意が必要なエリア

川崎駅東口周辺:居酒屋やパチンコ店が多く、夜間のトラブルが頻発。
京町・大島エリア:空き巣や車上荒らしが発生しやすい。

第2位:幸区(さいわいく)

特徴

川崎駅西口エリアが中心で、商業施設やマンションが多い。
駅周辺の人通りが多いため、スリやひったくりの被害が発生しやすい。
再開発が進み、住環境は向上しているが、一部エリアでは治安の悪さが残る

犯罪発生率

川崎区に次いで犯罪発生率が高い。特に、詐欺やひったくりの件数が多い

注意が必要なエリア

鹿島田駅周辺:夜間の人通りが少なく、ひったくりが発生。
小向(こむかい)エリア:住宅街だが、空き巣被害が報告されている。

第3位:中原区(なかはらく)

特徴

武蔵小杉エリアは再開発で高級マンションが増えたが、犯罪も増加。
駅周辺には飲み屋が多く、酔っ払いのトラブルが発生
人が多いため、自転車盗難やスリの被害も目立つ

犯罪発生率

川崎市の中では犯罪発生率はやや高め。空き巣や自転車盗難の被害が多い

注意が必要なエリア

武蔵小杉駅周辺:駅利用者が多く、スリやひったくりの発生率が高い。
新丸子(しんまるこ)エリア:飲食店が多く、夜間の治安が悪い。

第4位:高津区(たかつく)

特徴

住宅街が多く比較的安全なエリアだが、駅周辺では犯罪発生率が高め。
溝の口(みぞのくち)駅周辺は繁華街のため、窃盗や暴力事件が発生
車上荒らしやバイク盗難が多いエリアもある。

犯罪発生率

高津区全体では犯罪発生率は中程度だが、溝の口周辺は注意が必要

注意が必要なエリア

溝の口駅周辺:飲食店が多く、夜間のトラブルが増加。
久地(くじ)エリア:住宅街だが、空き巣が発生することがある。

第5位:多摩区(たまく)

特徴

生田・登戸などのエリアは住宅街が広がるが、一部では治安が不安定。
学生が多いため、自転車盗難や窃盗が多発
交通の便が良いため、人の出入りが多く、詐欺事件も発生しやすい。

犯罪発生率

川崎市内では中程度だが、登戸駅周辺は軽犯罪が多い

注意が必要なエリア

登戸(のぼりと)駅周辺:夜間の酔っ払いによるトラブルが発生。
向ヶ丘遊園(むこうがおかゆうえん):学生が多く、自転車盗難が頻発。

4. 犯罪発生件数から見る傾向と注意点

川崎市ではエリアごとに犯罪発生件数に差があり、特に川崎駅周辺や主要駅の近くで犯罪が発生しやすい傾向があります。ここでは、最新の犯罪発生データをもとに、犯罪の傾向や特徴、注意すべきポイントを詳しく解説します。

川崎市の犯罪発生の傾向

窃盗犯罪が全体の約6割を占める

川崎市の犯罪の中で最も多いのは「窃盗」関連の犯罪(自転車盗難・ひったくり・空き巣・車上荒らしなど)です。特に駅周辺や繁華街での被害が目立ちます。

多発エリア
川崎駅周辺(特に東口の繁華街エリア)
武蔵小杉駅周辺(人通りが多く、自転車盗難が多発)
溝の口駅周辺(商業施設が多く、スリやひったくりが発生)

対策
自転車には頑丈な鍵を2つ以上かける。
人混みではバッグをしっかり持ち、貴重品の管理を徹底する。
ひったくりを防ぐため、歩道側にバッグを持たない。

夜間の飲み屋街で暴行・傷害事件が多発

居酒屋やバーが密集するエリアでは、酔っ払い同士の喧嘩やトラブルが増える傾向にあります。特に川崎駅周辺では、夜間に暴行事件が発生しやすいです。

多発エリア
川崎駅東口(繁華街・キャバクラ街が密集)
溝の口駅周辺(飲食店が多く、酔っ払いのトラブルが増加)
登戸駅周辺(学生やサラリーマンの飲み会後のトラブルが発生)

対策
深夜に一人で歩かない。タクシーや電車を利用する。
繁華街では、泥酔者と接触しないように注意する。
ナイトスポットでは、不審者とのトラブルを避ける。

空き巣・車上荒らしが住宅街で発生

住宅街が広がるエリアでは、一見治安が良さそうに見えても、空き巣や車上荒らしの被害が発生しています。特に閑静な住宅街ほど、人の目が少なく犯罪者に狙われやすいです。

多発エリア
高津区の住宅街(特に二子新地・久地エリア)
麻生区の閑静な住宅街(戸建てが多く、侵入しやすい)
中原区のマンションエリア(マンションの駐車場で車上荒らしが発生)

対策
玄関や窓の施錠を徹底し、補助鍵を設置する。
センサーライトや防犯カメラを設置する。
車の中に貴重品を置かない(特にコインパーキングでの被害が多い)。

詐欺被害が急増中(オレオレ詐欺・架空請求など)

全国的にも問題になっている特殊詐欺(オレオレ詐欺・架空請求・還付金詐欺など)が、川崎市内でも多発しています。特に高齢者が狙われることが多く、幸区・宮前区・多摩区などの住宅街での被害が目立ちます。

多発エリア
幸区(鹿島田・小向エリア)
宮前区(鷺沼・宮崎台エリア)
多摩区(登戸・向ヶ丘遊園エリア)

対策
不審な電話はすぐに切り、警察や家族に相談する。
「還付金」「未納料金」などのキーワードが出たら要注意!
在宅時でもインターホンで相手を確認し、安易にドアを開けない。

犯罪を防ぐために知っておくべきポイント

エリアの治安情報を定期的にチェックする

川崎市の公式サイトや警察署の情報を活用し、最新の犯罪発生状況を把握する。

防犯意識を高める

「自分は大丈夫」と思わず、常に警戒心を持つことが重要。
近所付き合いを大切にし、不審者情報を共有する。

自宅周辺の環境を見直す

街灯が少なく暗い道を避ける。
自宅周辺に防犯カメラがあるか確認し、必要なら設置を検討。

5. 防犯対策と安全に暮らすためのポイント

川崎市は利便性の高い都市ですが、地域によっては犯罪発生率が高く、防犯意識が重要です。ここでは、具体的な防犯対策と安全に暮らすためのポイントを詳しく解説します。

住宅の防犯対策

家にいるときも、留守のときも、犯罪者に隙を与えない環境づくりが大切です。

玄関・窓の防犯対策

玄関ドアには「1ドア2ロック」(メインの鍵に加え、補助鍵を設置)
窓の補助錠を設置し、簡単に開けられないようにする
防犯フィルムを貼り、ガラスを割られにくくする
センサーライトや防犯カメラを設置する

駐車場・自転車の防犯対策

車の中に貴重品を置かない(特にコインパーキングでは注意)
自転車は頑丈なチェーンロックを使用し、2重ロックを心がける
バイク盗難が多いため、地面に固定するタイプのロックを利用する

外出時の防犯対策

街中では、スリやひったくり、暴力事件に巻き込まれないように注意しましょう。

スリ・ひったくり対策

バッグは歩道側ではなく、建物側の手で持つ
リュックは背中ではなく、前に抱えると安全
スマホを見ながら歩く「歩きスマホ」は狙われやすいので避ける

夜間の安全対策

夜道を歩くときは、なるべく明るく人通りの多い道を選ぶ
不審者を見かけたら、すぐに距離を取り、コンビニなどに避難する
防犯ブザーやライト付きの防犯グッズを携帯する

詐欺・悪質商法への対策

近年、川崎市内でもオレオレ詐欺や架空請求詐欺が急増しています。特に高齢者が狙われやすいため、家族間で情報を共有しましょう。

詐欺を見抜くポイント

「お金を振り込んで」は詐欺!家族や警察に確認する
警察・銀行・役所が「ATMで手続き」を求めることはない
身に覚えのない請求書やメールは無視し、電話をかけない

詐欺を防ぐための対策

常に留守番電話を設定し、知らない番号には出ない
家族で合言葉を決め、本人確認を徹底する
不審な電話があったら、すぐに警察や消費生活センターに相談する

地域での防犯活動への参加

地域の防犯活動に参加することで、犯罪を未然に防ぐことが可能です。

近所付き合いの強化

隣人と挨拶を交わし、不審者の情報を共有する
町内会や自治体の防犯活動に参加する

パトロールや見守り活動

地域の防犯パトロールに参加することで、不審者の抑止力になる
子どもや高齢者の見守り活動を行うことで、地域全体の安全性を高める

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6. まとめ

川崎市は利便性が高く住みやすい街ですが、地域によって治安に差があります。特に川崎駅周辺や主要駅の繁華街では窃盗や暴行事件が発生しやすく、住宅街では空き巣や詐欺の被害が目立つ傾向にあります。そのため、日頃から防犯対策を意識することが重要です。

住宅では「1ドア2ロック」「防犯カメラの設置」などの対策を行い、外出時は夜道を避ける・貴重品の管理を徹底するなど、自衛を心がけましょう。また、詐欺対策として不審な電話やメールに注意し、家族と情報共有を行うことも大切です。

さらに、地域の防犯活動に参加することで、犯罪抑止力が高まります。防犯意識を持ち、周囲と協力しながら、安全で快適な生活を送りましょう。

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