「徒歩10分」にだまされるな!実際は15分以上かかることも?

はじめに

賃貸物件を探す際、「駅から徒歩10分」という表記を見て安心していませんか?実はこの「徒歩○分」表示には落とし穴があり、実際に歩くと「思ったより遠い…」と感じることも少なくありません。

その原因は、信号の数や踏切、坂道など、地図上ではわからない“時間のロス”にあります。広告の徒歩表示は単純な距離計算に基づいているため、日常的な使い勝手や通勤時の体感とはズレがあることも。

この記事では、そんな「徒歩○分表示」の盲点と、内見時に確認すべきポイントについて解説します。これから賃貸物件を探す方は、ぜひ参考にしてください。

徒歩分数の計算方法は?

不動産広告の徒歩○分表示は、「80メートル=1分」で計算されるルールがあります。
つまり、徒歩10分と書かれていれば、直線距離で800メートルという意味になります。

しかしこのルール、「実際の歩行時間」とは異なることが多いのです。

盲点1. 信号が多いエリアでは待ち時間がかさむ!

都内や駅前など、信号が多いエリアでは“信号待ち”の時間が積み重なり、体感としての徒歩時間が長くなります。

特に幹線道路を何本も越えるルートでは、徒歩10分表示でも実際は15分近くかかることも。

盲点2. 坂道や階段の存在

坂道の多いエリア(例:目黒区、文京区、横浜市など)では、徒歩距離以上に体力を使います。
特に帰宅時は疲れているため、坂があるだけで「徒歩10分なのに遠く感じる…」ということに。

盲点3. 踏切や狭い道の渋滞

鉄道の踏切があるエリアでは、通過待ちに数分かかることも。また、保育園の送り迎えで混み合う細道や、一方通行の多い住宅街では歩きにくさを感じることもあります。

内見は「朝の通勤時間帯」で実際に歩こう

物件探しのときに見逃せないのが、「実際に歩いてみること」。とくに朝の通勤・通学時間帯にルートを確認することで、日常のリアルな使い心地を体感できます。

なぜ「朝」に歩くべきなのか?

朝がおすすめな理由

交通量が多く、信号の待ち時間が長くなりやすい

駅までの道が通勤・通学の人で混雑する

踏切やバスの遅延など、平日特有の要素を体験できる

広告の「徒歩○分」は理想的な条件での目安ですが、実際の生活はもっと複雑。朝に歩くことで「本当に毎日使える立地か」を判断できます。

チェックすべきポイント一覧

内見時に歩く際は、次の点を意識してみましょう。

スマホのストップウォッチで実際の所要時間を測る

信号の数と待ち時間(特に大通り)

踏切の開かず時間や電車の通過頻度

坂道や階段が体力的にきつくないか

歩道の広さや安全性(ベビーカー・自転車が多いか)

駅の改札の混雑状況

近隣の治安や雰囲気(子どもや女性が多く歩いているか)

少し面倒でも、内見時に歩く価値は大きい

「内見は車で送迎してもらったから、歩いていない」
「週末の昼間にしか行けなかった」
こういったケースでは、物件の“本当の通勤事情”は見えてきません。

多少手間でも、通勤を想定した時間帯に実際に歩くことで、入居後の後悔を防げます。

まとめ

賃貸物件の「徒歩○分」表示は、距離だけで算出された目安にすぎず、実際の生活では信号の待ち時間や坂道、踏切などで体感時間が大きく変わります。

とくに通勤・通学で毎日使う道は、朝の混雑やストレスを考慮することが重要です。後悔しない物件選びのためには、内見時に実際のルートを歩いて確認することが大切。

できれば朝の通勤時間帯に歩いてみて、本当に自分の生活スタイルに合っているかをチェックしましょう。

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