1. はじめに

賃貸物件を探すとき、多くの人が利用するのが不動産仲介業者です。特に、全国展開しているフランチャイズの不動産会社は、豊富な物件情報と安心感が魅力ですが、気になるのが「仲介手数料」。
実は、同じフランチャイズでも店舗ごとに手数料が異なることがあり、上手に選ばないと余計なコストがかかってしまうこともあります。一般的に、仲介手数料は賃料の1.1ヶ月分(税込)が上限とされていますが、なかには「半額」や「無料」の物件も存在します。
では、どのフランチャイズが安いのか? 交渉は可能なのか? この記事では、大手フランチャイズの仲介手数料を比較し、お得に物件を探すコツを解説します。賃貸を探している方は、ぜひ参考にしてください!

2. 仲介手数料とは?

仲介手数料とは、不動産会社が借主と貸主の間に入り、契約成立をサポートする対価として受け取る手数料のことです。賃貸契約を結ぶ際、契約金の一部として請求されるのが一般的ですが、その仕組みや金額には注意が必要です。
仲介手数料の法律上の上限
仲介手数料は、宅地建物取引業法によって上限が決められています。具体的には以下のとおりです。
借主・貸主の双方から最大「賃料の0.55ヶ月分(税込)」ずつ受け取ることが可能
片方のみから受け取る場合は、最大「賃料の1.1ヶ月分(税込)」まで
例えば、月額家賃が10万円の物件なら、借主が支払う仲介手数料の上限は11万円(税込)となります。
仲介手数料の負担は誰?
仲介手数料は、借主・貸主どちらかが負担します。多くの場合、借主が支払うケースが一般的ですが、以下のようなパターンもあります。
貸主負担の物件:オーナー(貸主)が全額負担するため、借主の手数料は無料。
半額負担の物件:借主・貸主が折半し、借主の負担は賃料の0.55ヶ月分(税込)。
借主全額負担の物件:借主が賃料の1.1ヶ月分(税込)を支払う。
フランチャイズごとに違いがある?
大手の賃貸フランチャイズでも、店舗ごとに仲介手数料の設定が異なることがあります。例えば、同じフランチャイズブランドでも、ある店舗では「賃料の1.1ヶ月分」かかるのに対し、別の店舗では「0.5ヶ月分」や「無料」の場合も。これは各店舗が独自の運営方針を持っているためです。
3. 大手賃貸フランチャイズの仲介手数料比較

有名フランチャイズの手数料目安
賃貸物件を探す際、仲介手数料は重要なコスト要素の一つです。大手賃貸フランチャイズ各社の仲介手数料を比較することで、よりお得に物件を見つける手助けとなります。以下に、主な不動産会社の仲介手数料と特徴をまとめました。
| フランチャイズ名 | 仲介手数料 | 特徴 |
|---|---|---|
| エイブル | 家賃の0.5ヶ月分+消費税 | 全国に約800店舗を展開し、仲介手数料が半額とリーズナブルです。 |
| ミニミニ | 家賃の0.5ヶ月分+消費税 | 約500店舗を持ち、仲介手数料が半額で提供されています。 |
| アパマンショップ | 家賃の1ヶ月分+消費税 | 全国に約1,100店舗を展開し、豊富な物件情報が特徴です。 |
| ホームメイト | 家賃の1ヶ月分+消費税 | 約600店舗を展開し、細かな条件での物件検索が可能です。 |
| レオパレス21 | 無料 | 仲介手数料が無料で、家具・家電付き物件が多いです。 |
| UR賃貸住宅 | 無料 | 仲介手数料が無料で、礼金や更新料も不要な物件を提供しています。 |
※上記の情報は一般的なものであり、店舗や物件によって異なる場合があります。詳細は各社の公式サイトや店舗に直接お問い合わせください。
仲介手数料は不動産会社や物件によって異なります。複数の不動産会社を比較し、自分のニーズや予算に合った物件を探すことが大切です。また、時期やキャンペーンによっては仲介手数料が割引や無料になる場合もあるため、最新の情報を確認することをおすすめします。
4. 仲介手数料を抑えるためのポイント


賃貸物件の契約時にかかる仲介手数料は、交渉や選び方次第で節約できます。ここでは、仲介手数料を抑えるための具体的な方法を詳しく解説します。
貸主負担の物件を探す
仲介手数料は本来、借主・貸主どちらが負担しても良いものです。そのため、貸主が仲介手数料を負担する物件を選べば、借主は手数料を支払う必要がなくなります。
貸主負担物件の探し方
「仲介手数料無料」や「0円」と記載された物件を探す。
SUUMOやHOME’Sなどの賃貸情報サイトで、「仲介手数料無料」の条件で検索。
「貸主物件」や「自社管理物件」と書かれたものは、仲介手数料が不要なことが多い。
仲介手数料が安い不動産会社を利用する
フランチャイズの不動産会社でも、店舗ごとに仲介手数料の設定が異なります。例えば、大手のエイブルやミニミニは、仲介手数料が賃料の0.5ヶ月分+税と安く設定されています。
具体的な行動
仲介手数料が安い不動産会社をリサーチする。
同じフランチャイズでも店舗ごとに手数料が違うため、複数店舗に問い合わせる。
地域密着型の不動産会社も比較する(意外と安いケースがある)。
交渉してみる
仲介手数料は「必ず満額支払わなければいけないもの」ではありません。交渉次第で安くなる場合もあります。
交渉のコツ
「他の不動産会社ではもっと安かった」と伝える(競合比較)。
「貸主負担の物件を探している」と相談する。
繁忙期(1~3月)よりも閑散期(6~9月)のほうが交渉がしやすい。
家賃交渉と合わせて手数料の値引きを頼む。
あわせて読みたい☞仲介手数料を節約する交渉術とは?
キャンペーンを活用する
不動産会社によっては、仲介手数料無料や割引キャンペーンを実施していることがあります。特に、閑散期にはお得なキャンペーンが増える傾向にあります。
キャンペーンを見つける方法
不動産会社の公式サイトをチェック(「手数料無料」「半額」キャンペーンなど)。
SNSやLINEの公式アカウントをフォロー(限定キャンペーン情報が届くことも)。
大手ポータルサイト(SUUMO・HOME’S・アットホーム)で検索。
初期費用を抑えられる不動産会社を利用する
仲介手数料だけでなく、敷金・礼金などの初期費用も含めてお得な物件を探すと、全体のコストを抑えられます。
おすすめの選択肢
仲介手数料が無料または半額の不動産会社を選ぶ。
敷金・礼金ゼロの物件を選ぶ。
家賃交渉やフリーレント(一定期間の家賃無料)を活用する。
あわせて読みたい☞東京で仲介手数料無料の不動産5選
直接貸主と契約する(仲介業者を介さない)
最近では、オーナー(貸主)から直接物件を借りることができるサービスも増えています。こうしたサービスを利用すれば、仲介手数料が発生しません。
直接契約できる方法
『あいみつROOM https://aimitsu-sumo.com/』などの仲介手数料無料サービスを利用。
不動産会社ではなく、貸主が直接募集している物件を探す(地域の掲示板やSNSなど)。
大手企業の社宅制度やUR賃貸住宅を利用する(UR賃貸は仲介手数料なし)。
5. まとめ

賃貸契約時の仲介手数料は、不動産会社や物件によって大きく異なります。一般的に上限は賃料の1.1ヶ月分(税込)ですが、貸主負担の物件や手数料が安い不動産会社を選ぶことで、コストを抑えることが可能です。また、仲介手数料は交渉次第で割引や無料になることもあるため、他社との比較やキャンペーン情報を活用するのがポイントです。
さらに、「仲介手数料無料」の物件を扱うサイトを利用したり、直接貸主と契約することで、手数料自体をゼロにする選択肢もあります。初期費用をできるだけ抑えたい方は、これらの方法を組み合わせて活用しましょう。
物件選びの際は、仲介手数料だけでなく、敷金・礼金・家賃なども総合的に考慮し、最もお得な方法で契約することが大切です。賢く情報を活用し、納得のいく賃貸契約を実現しましょう!

