1.はじめに

横浜市は日本有数の大都市であり、観光地や商業エリアが多く発展している一方で、治安の良し悪しには地域ごとに差があります。「横浜市に住みたいけど、どの区が安全なのか?」と気になる方も多いでしょう。
本記事では、最新の犯罪発生件数を基に、治安が良い区・悪い区を解説し、安全に暮らすためのポイントを紹介します。犯罪が発生しやすいエリアの特徴を知ることで、トラブルを未然に防ぎ、安心できる住環境を選ぶ参考にしてください。
また、横浜市全体の犯罪傾向や、日常生活でできる防犯対策についても触れています。これから横浜市に引っ越しを検討している方や、より安全に暮らしたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

2.横浜市の治安を区ごとに比較

横浜市には18の行政区がありますが、地域ごとに治安の良し悪しは異なります。本章では、最新の犯罪発生件数や地域の特徴をもとに、治安の良い区・悪い区を5つずつ紹介し、それぞれの傾向を詳しく解説します。
治安が良い区TOP5
青葉区(犯罪発生率が低く、閑静な住宅街)
横浜市の中でも犯罪発生件数が特に少ないエリア。
田園都市線沿線に広がる高級住宅街で、ファミリー層が多く居住。
教育水準が高く、治安の良さが住民の安心感につながっている。
公園や緑地が多く、街全体が落ち着いた雰囲気。
夜間の街灯が整備されており、安心して歩ける環境。
都筑区(新興住宅地で防犯意識が高い)
港北ニュータウンを中心に開発された計画的な都市で、治安が良い。
新しい住宅街が多く、住民の防犯意識が高い。
ショッピングモールや学校が充実し、ファミリー層に人気のエリア。
交番や防犯カメラの設置が進んでおり、犯罪抑止効果が期待できる。
港北区(利便性が高く犯罪率が低い)
東急東横線・JR横浜線など交通の利便性が高いエリア。
新横浜駅周辺はビジネス街だが、比較的治安は安定している。
住宅街は落ち着いており、犯罪発生率が低い。
一部の繁華街では注意が必要だが、全体的には治安の良いエリア。
戸塚区(ベッドタウンとして発展し、犯罪率が低め)
横浜市の南西部に位置し、ベッドタウンとして発展。
閑静な住宅街が多く、ファミリー層が多い。
駅周辺は賑わいがあるが、大きな治安の問題は少ない。
夜間の人通りが少ない場所もあるため、帰宅時の注意は必要。
泉区(自然が多く、落ち着いた環境)
横浜市の南西部に位置し、のどかな住宅地が広がる。
戸建て住宅が多く、地域のつながりが強い。
犯罪発生率が低く、住民の防犯意識も高い。
交通の便がやや不便なエリアもあるが、その分、治安の安定につながっている。
治安が悪い区TOP5

中区(繁華街や歓楽街が多く、犯罪発生率が高め)
横浜市の中心部に位置し、関内や伊勢佐木町などの繁華街がある。
窃盗や酔っ払いによるトラブル、客引きトラブルなどが多い。
夜間の治安が悪化しやすく、一人歩きには注意が必要。
横浜中華街など観光客が多く、スリや置き引きの被害も発生。
西区(横浜駅周辺は犯罪発生率が高め)
横浜駅があり、人の出入りが激しいため、スリやひったくりが発生しやすい。
飲食店や娯楽施設が密集し、トラブルのリスクが高い。
昼間は賑やかだが、夜間になると治安が不安定なエリアも。
繁華街以外の住宅エリアでは、比較的安全な場所もある。
鶴見区(工業地帯があり、エリアによって治安に差がある)
京浜工業地帯の一部を含み、昼と夜の人口が大きく変わる。
治安の良い住宅街もあるが、駅周辺では軽犯罪の発生率が高め。
川崎市に近いため、周辺地域の影響も受けやすい。
神奈川区(横浜駅周辺は注意が必要)
横浜駅から少し離れた住宅街は落ち着いているが、駅周辺では犯罪が発生しやすい。
飲み屋街があり、夜間のトラブルが目立つエリアも。
特に東神奈川駅周辺では、自転車盗難やひったくりの被害が報告されている。
南区(住宅街が多いが、一部エリアの治安が悪い)
横浜市内で人口が最も多い区のひとつ。
弘明寺商店街周辺はにぎやかだが、夜間は治安が不安定な場所もある。
自転車盗難や空き巣被害が比較的多いエリア。
全体的に古い住宅街が多く、地域によって治安に差がある。
治安の良い区・悪い区の傾向
治安が良い区の特徴
閑静な住宅街が多く、ファミリー層が多い。
新しい街づくりが進み、住民の防犯意識が高い。
交番や防犯カメラの設置が多く、犯罪抑止効果が高い。
治安が悪い区の特徴
繁華街や歓楽街があり、人の出入りが多い。
飲食店や娯楽施設が密集し、酔っ払いやトラブルが発生しやすい。
窃盗や自転車盗難など、軽犯罪の発生率が高め。
横浜市は全体的に住みやすいエリアが多いですが、治安の良いエリアと悪いエリアははっきりと分かれています。引っ越しや住まい選びの際は、昼と夜の治安の違いをチェックし、安全な地域を選ぶことが大切です。
3. 犯罪発生件数の傾向と特徴

横浜市の犯罪発生件数は年々減少傾向にありますが、エリアによって犯罪の発生率や種類に違いがあります。ここでは、最新のデータを基に、犯罪の種類ごとの特徴や、地域ごとの傾向について詳しく解説します。
横浜市の犯罪発生件数の全体傾向
犯罪発生件数は減少傾向
神奈川県警の発表によると、横浜市内の犯罪発生件数は年々減少しています。
以前は年間約4万件以上の犯罪が発生していましたが、近年では2万件前後まで減少。
特に強盗や暴行といった凶悪犯罪は減少しつつあるが、窃盗や自転車盗難などの軽犯罪は依然として多い。
犯罪の多いエリアは依然として一定数存在
横浜駅周辺(西区・神奈川区)や関内エリア(中区)は、依然として犯罪が多いエリア。
夜間の繁華街や飲食店が集まるエリアでは、トラブルが発生しやすい。
住宅街が多いエリアでも、自転車盗難や空き巣の発生率が高い地域もある。
犯罪の種類ごとの発生傾向
横浜市で多く発生している犯罪の種類を、データをもとに詳しく解説します。
窃盗犯罪(自転車盗難・ひったくり・空き巣)
発生件数が最も多い犯罪
横浜市で最も多いのは窃盗関連の犯罪(全体の約6~7割)。
自転車盗難が特に多く、駅周辺や商業施設の駐輪場が狙われやすい。
ひったくりや空き巣も発生しており、一人暮らしや高齢者世帯は特に注意が必要。
発生しやすいエリア
横浜駅周辺(西区・神奈川区)、関内エリア(中区)、鶴見駅周辺(鶴見区)など。
暴行・傷害・暴力事件
繁華街や飲み屋街でのトラブルが多い
関内・伊勢佐木町・横浜駅周辺などの繁華街では、深夜の喧嘩や暴行事件が発生しやすい。
飲酒絡みのトラブルが多く、特に週末の夜は注意が必要。
発生しやすいエリア
中区(関内・伊勢佐木町)、西区(横浜駅周辺)、南区など。
詐欺・特殊詐欺(オレオレ詐欺・振り込め詐欺)
高齢者を狙った詐欺が増加傾向
特殊詐欺(オレオレ詐欺、振り込め詐欺、還付金詐欺など)が増加している。
特に高齢者の多いエリアでは、被害が多発しており、自治体も注意喚起を行っている。
発生しやすいエリア
青葉区・港北区・戸塚区などの住宅街が狙われやすい。
交通犯罪(飲酒運転・当て逃げ)
飲酒運転やひき逃げ事故に注意
繁華街周辺では、飲酒運転の取り締まりが強化されているが、依然として発生するケースあり。
深夜のタクシーや代行運転を利用する人も多いが、一部のドライバーによる犯罪も報告されている。
発生しやすいエリア
横浜駅周辺(西区・神奈川区)、関内エリア(中区)、港北区の幹線道路沿い。
エリア別の犯罪発生傾向
治安が良いエリア(青葉区・都筑区・港北区など)
犯罪発生率が低く、住宅街が中心。
公園や学校が多く、ファミリー層が安心して住めるエリア。
ただし、自転車盗難や空き巣などの軽犯罪には注意。
住宅街だが犯罪が発生しやすいエリア(鶴見区・南区・神奈川区)
駅周辺では窃盗やひったくりの被害が目立つ。
住宅街が広がるが、一部のエリアでは治安が不安定な場所もある。
川崎市に近い鶴見区では、工業地帯周辺での犯罪が発生しやすい。
犯罪が多いエリア(中区・西区)
関内・横浜駅周辺は繁華街が多く、窃盗・暴行・詐欺が多発。
飲み屋街では、酔っ払い同士のトラブルやスリの被害が目立つ。
観光客も多く、置き引きなどの被害も発生しやすい。
犯罪発生件数を減らすための取り組み
横浜市では、治安を改善するために以下のような取り組みを行っています。
防犯カメラの設置強化
駅周辺や商店街、住宅地に防犯カメラを増設。
ひったくりや空き巣の抑止効果が期待される。
地域の防犯パトロール
地域住民による自主防犯パトロールが活発に行われている。
学校周辺では、子どもたちを見守る活動が増加。
詐欺被害防止の啓発活動
高齢者向けに詐欺対策の注意喚起を強化。
ATMでの声かけ運動を実施し、不審な取引を未然に防ぐ。
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4. 横浜市で安全に暮らすためのポイント


横浜市は全体的に住みやすい街ですが、エリアによって治安の違いがあり、軽犯罪やトラブルが発生する場所もあります。安全に暮らすためには、日頃の防犯対策が欠かせません。ここでは、横浜市で安全に暮らすための具体的なポイントを詳しく解説します。
住むエリアの選び方
横浜市内で引っ越しを考えている場合、エリア選びが最も重要なポイントになります。
治安の良いエリアを選ぶ
青葉区・都筑区・港北区・戸塚区・泉区は比較的治安が良い。
新興住宅街やファミリー層が多い地域は、防犯意識が高く安全。
交番や防犯カメラの多いエリアは犯罪抑止効果が高い。
繁華街の近くは避ける
関内(中区)、横浜駅周辺(西区)、鶴見駅周辺(鶴見区)は、夜間の犯罪発生率が高め。
駅近くは便利だが、深夜の騒音や治安の悪化に注意。
商業施設や飲食店が多いエリアは、酔っ払いによるトラブルが発生しやすい。
実際に昼と夜の様子をチェック
引っ越し前に、昼間と夜間の街の雰囲気を確認する。
街灯の有無や、人通りの多さ、防犯カメラの設置状況を確認する。
近くの交番や、自治体の防犯パトロールの有無もチェック。
日常生活での防犯対策
住まいの防犯対策
玄関・窓の鍵を必ず施錠する(特にマンションの1階・2階は注意)。
防犯カメラ付きのオートロックマンションを選ぶ。
センサーライトや防犯アラームを設置し、不審者の侵入を防ぐ。
自転車・バイクの盗難対策
横浜市は自転車盗難が多いため、必ず二重ロックをする。
駐輪場では、できるだけ人目につく場所に停める。
盗難防止用のワイヤーロックやアラーム付きの鍵を活用する。
外出時の防犯対策
夜間の一人歩きは避け、人通りの多い道を選ぶ。
ひったくり防止のため、バッグは歩道側に持ち、ファスナーをしっかり閉める。
ATM利用時は周囲を確認し、知らない人に話しかけられたら警戒する。
スマホを見ながら歩かない(特に夜道では危険)。
トラブルが多い場所の回避
横浜市内で特にトラブルが発生しやすい場所を把握し、近づかないことも大切です。
犯罪が多発するエリア
横浜駅周辺(西区):スリ・置き引き・酔っ払いトラブルが多い。
関内・伊勢佐木町(中区):飲み屋街が多く、夜間の治安が不安定。
鶴見駅周辺(鶴見区):川崎に近く、軽犯罪が発生しやすい。
夜間の繁華街は特に注意
飲み屋街では、酔っ払いによる喧嘩や暴行事件が発生しやすい。
客引きには絶対について行かない(違法な店の可能性あり)。
タクシー乗り場や深夜のコンビニ周辺は、不審者に注意。
駅周辺の防犯意識を高める
改札付近やエスカレーターではスリに注意。
夜間の終電間際はトラブルが起こりやすいので、早めに帰宅する。
子ども・高齢者の安全対策
子どもの安全対策
通学路を事前に確認し、不審者が出やすい場所を把握する。
地域の「こども110番の家」を確認し、子どもに教えておく。
GPS付きの見守りアプリや防犯ブザーを持たせる。
高齢者を狙う詐欺に注意
横浜市では特殊詐欺(オレオレ詐欺・還付金詐欺)が多発。
知らない番号からの電話は取らず、家族に相談するよう促す。
ATMでの携帯電話使用は禁止されているので、周囲にも注意する。
横浜市の防犯サービスを活用する
横浜市では、治安を守るためのさまざまな防犯サービスが提供されています。
防犯アプリを活用する
「神奈川県警の防犯アプリ」で最新の犯罪情報をチェック。
不審者情報をリアルタイムで受け取れるアプリを活用する。
地域のパトロール活動に参加
町内会や自治体の防犯パトロール活動に参加。
交番に地域の治安状況を聞いてみるのも有効。
防犯ブザーの支給制度を利用する
横浜市では小学生向けに防犯ブザーを支給している。
必要に応じて、市役所や警察署で相談してみる。
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5.まとめ

横浜市は全体的に住みやすい街ですが、エリアによって治安の差があるため、防犯意識を持つことが大切です。青葉区や都筑区などは治安が良い一方で、横浜駅周辺(西区)や関内(中区)などの繁華街では窃盗や暴行事件が発生しやすい傾向があります。
特に自転車盗難や詐欺犯罪が多いため、日常的な防犯対策が欠かせません。住むエリアを選ぶ際は、昼夜の雰囲気を確認し、防犯カメラや交番の有無をチェックすることが重要です。また、横浜市の防犯アプリや地域のパトロール活動を活用し、犯罪情報を把握することで、より安全に暮らせます。
日頃から防犯意識を高めることで、安心して横浜市での生活を楽しみましょう!
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