ソフトバンクAirや光が遅い…?賃貸でWi-Fiが不安定なときの原因と対策

1. はじめに

「在宅ワーク中にWi-Fiが途切れる」「動画が頻繁に止まる」など、ソフトバンクのWi-Fiが繋がりにくいと感じることはありませんか?

特に賃貸物件では、建物構造や周囲の電波環境によって通信トラブルが起きやすい傾向があります。

本記事では、ソフトバンクのホームルーターや光回線を使っている方向けに、接続不良の原因とその対策を詳しく解説。今すぐできる簡単な見直しから、場合によっては回線変更まで、段階別に対処法をご紹介します。

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2. よくある接続不良の原因とは?

ソフトバンクのWi-Fiが遅い・繋がりづらいと感じたとき、原因は一つではありません。特に賃貸物件では、建物の構造や設置環境、回線の混雑などが影響しやすく、複数の要因が重なっていることも。以下に、代表的な接続不良の原因を紹介します。

鉄筋コンクリート造(RC造)の壁が電波を遮断している

多くの賃貸マンションで採用されているRC造(鉄筋コンクリート造)は、電波が通りにくい素材でできています。特に部屋の間に壁が何枚もある場合、ルーターの電波が届きにくくなるため、接続が不安定になりがちです。

ルーターの設置場所が悪い

Wi-Fiルーターを床に直置きしたり、テレビ台の裏・家具の陰に置いていると、電波が遮られて通信速度が低下します。また、電子レンジや冷蔵庫の近くも電波干渉の原因になるため、設置場所の見直しは非常に重要です。

同時に使っている機器が多すぎる

スマートフォン、タブレット、スマートスピーカーなど、Wi-Fi接続している端末が多いと通信が分散されてしまいます。特に動画配信やゲームなどのデータ量が多いサービスを複数端末で同時に使うと、体感速度が大きく落ちます。

2.4GHzと5GHzの使い分けが適切でない

Wi-Fiには主に「2.4GHz」と「5GHz」の2種類の周波数帯があります。

  • 2.4GHzは遠くまで届くが、遅くて混雑しやすい
  • 5GHzは速くて安定しているが、壁や障害物に弱い

それぞれの特徴を理解せずに使っていると、本来の通信速度を引き出せないことがあります。

夜間や休日の「回線の混雑」

ソフトバンクAirやソフトバンク光など、ベストエフォート型の回線は、同じ時間帯に多くの人が使うと遅くなる特性があります。特に夜7時〜11時は「ネットのゴールデンタイム」と呼ばれ、回線が混雑して通信速度が落ちることがあります。

ルーターのソフトウェアが古い(ファームウェア未更新)

Wi-Fiルーターにも「ファームウェア」と呼ばれる内蔵ソフトウェアがあり、更新が必要です。長期間アップデートしていないと、セキュリティだけでなく、通信速度や安定性にも悪影響を及ぼす可能性があります。

近隣の電波と干渉している

集合住宅では、近隣住戸のWi-FiやBluetooth機器と電波干渉が起きているケースもあります。特に2.4GHz帯は混線しやすいため、チャンネル変更などの設定で改善する可能性があります。

下記のチャンネルでは、近隣の電波と干渉しないための設定を紹介しています。

ソフトバンク回線自体のエリア・機器制限

とくにソフトバンクAir(ホームルーター)の場合、電波が弱いエリアでは繋がりにくい、あるいは通信速度が制限されているケースもあります。また、利用者が多い地域では、帯域制限がかかって速度が落ちることも。

3. 今すぐできる!Wi-Fiが遅いときの対策6選

Wi-Fiの不調に悩んでいても、すぐに工事や機器変更はできないという人も多いはず。ここでは、ソフトバンクのWi-Fiが遅いと感じたときに、自分でできる対策を6つに絞ってご紹介します。どれも賃貸物件でも手軽に試せる方法ばかりです。

ルーターの設置場所を見直す

Wi-Fiの電波は「壁・床・家具」によって遮られます。以下のような場所は特に避けるべきです。

  • テレビの裏や電子レンジの近く
  • 床や低い棚の中
  • 壁際の隅や押し入れの中

理想は部屋の中心付近かつ、床から1m以上の高さです。ルーターの向きやアンテナの角度も見直してみましょう。

使用していない機器のWi-Fi接続を切る

家の中にあるスマホ、タブレット、スマート家電など、使っていないのにWi-Fiに繋がっている機器があると、無駄に帯域を消費します。

とくに古い端末やバックグラウンド通信が多い機器は、回線の負担になりやすいため、思い切ってWi-Fi接続をオフにしましょう。

5GHz帯に接続するよう切り替える

Wi-Fiの電波には「2.4GHz帯」と「5GHz帯」があります。2.4GHzは広範囲に届きますが、電子レンジやBluetoothと干渉しやすく、速度が出にくいです。

  • 通信速度重視 → 5GHz帯(近距離向け)
  • 安定性や障害物に強い → 2.4GHz帯(遠距離向け)

ルーターの設定画面や、スマホ・PCのWi-Fi接続先で「○○-5G」と記載されたSSIDを選ぶことで、5GHzに切り替え可能です。

ルーターや機器の再起動を行う

一時的なトラブルや通信の詰まりは、再起動で解消されることがよくあります。以下の順番で試してみましょう。

  1. ルーターの電源を切って10秒待つ
  2. コンセントを入れ直して再起動
  3. スマホやPC側も再起動

これだけで劇的に改善するケースもあります。

ファームウェア(ルーターのソフト)を更新する

ルーターにもOSのような「ファームウェア」が搭載されており、定期的なアップデートが必要です。放置していると、通信速度や安定性に悪影響を与える可能性があります。

ルーター背面に記載されている管理画面URLからアクセスし、「ファームウェア更新」ボタンを確認して最新版にしましょう。

中継機(Wi-Fiエクステンダー)やメッシュWi-Fiを導入する

ルーターの電波が部屋の端まで届かない場合は、中継機の導入がおすすめです。特に以下のような環境では効果大です。

2LDK以上の広めの部屋に住んでいる

ルーターと使いたい場所が離れている

壁が多い or 階が分かれている

最近はメッシュWi-Fi(複数の親機が連携するタイプ)も人気で、より安定した通信が得られます。賃貸でも工事不要で設置できるモデルが多く、取り入れやすいです。

4. 市販Wi-Fiルーターと組み合わせた裏技

ソフトバンクBBユニットより高性能な市販ルーターをお持ちの方は、それを組み合わせることでより安定したインターネット環境を構築することができます。

コンセント ▷ ホームゲートウェイ ▷ ソフトバンクBBユニット ▷ 市販ルーター」の順番で接続します。

ソフトバンクBBユニットより高性能な市販ルーターを設定しなければ意味がありません。私がおすすめするルーターをご紹介させていただきます。

バッファローWi-Fiルーター WSR-3600BE4P

最新のWi-Fi 7に対応し、最大3601Mbpsの高速通信を実現。OFDMAやMU-MIMOによって複数台の機器を同時に快適に接続でき、低遅延でゲームや動画視聴にも強い性能を発揮します。

4ストリーム対応で、一般家庭から中規模オフィスまで幅広いニーズに対応。高性能ながらもコンパクトな筐体で、設置場所を選ばないのも魅力のひとつ。IPv6やセキュリティ機能も充実しており、将来性と安心感のあるモデルです。

バッファローWi-Fiルーター WSR-6000AX8P

Wi-Fi 6対応で、最大通信速度4803Mbps(5GHz)を誇るハイエンドモデル。8ストリーム対応により、多数のデバイス接続時でも速度の低下を抑え、テレワークや4K動画視聴など高負荷環境にもしっかり対応します。アンテナ内蔵で見た目もスッキリし、設置しやすいデザイン。

さらに、メッシュ機能「EasyMesh」にも対応し、広い住宅でも通信の途切れを抑えられます。高速・安定・多機能を兼ね備えた高コスパモデルです。

詳しい設定方法は、ソフトバンクの公式サイトをご確認ください。

5. ソフトバンクAir(ホームルーター)特有の注意点

ソフトバンクAirは、工事不要で手軽にWi-Fi環境を整えられる点が人気ですが、使用場所や状況によってはパフォーマンスに大きな差が出ます。ここでは、特に賃貸で使う場合に気をつけたいポイントを解説します。

「速度制限」がかかる可能性がある

ソフトバンクAirは「使い放題」を謳っていますが、実は公式には明言されていない「混雑時の速度制御」が存在します。特に以下のような条件では、急激に速度が落ちるケースがあります。

平日夜間や休日など利用者が集中する時間帯

高画質の動画視聴・オンラインゲームを長時間続けた場合

直近の通信量が一定以上を超えた場合

ユーザーの声でも「夜になるとYouTubeすら止まる」といった報告が多く、安定性を重視する用途には不向きな場面もあります。

設置場所によって大きく通信品質が変わる

ソフトバンクAirの場合は、携帯電話と同じ「電波」を使うタイプのルーターのため、設置場所が非常に重要です。

壁に囲まれた部屋 → ✕

窓際 or 高い位置 → ◎

電子レンジやテレビの近く → ✕

なるべく外の電波をキャッチしやすい場所(窓のそば、なるべく高い棚)に設置することで、通信速度が改善されることがあります。

建物の構造によって電波状況が悪化することも

賃貸物件、特に鉄筋コンクリート造(RC造)やSRC造の建物では、外からの電波が室内に届きにくく、そもそも圏外に近い状態になるケースもあります。

また、高層階や地下の部屋も電波が不安定になりやすいため、契約前には必ず「エリア判定」や「お試し利用(SoftBank Airスタート割)」を活用するのが安心です。

ゲーム・ビデオ会議には不向きな場合がある

ソフトバンクAirは「PING(反応速度)」が高めになりやすく、オンラインゲームやビデオ会議のようにリアルタイム性が求められる用途では遅延が気になることがあります。

FPSや格闘ゲームなどの対戦型ゲーム

Zoomなどのライブ映像配信・会議

クラウド作業やリモートデスクトップ

こういった作業を頻繁に行う人は、光回線の導入を検討した方が無難です

他社回線より解約違約金が高めのケースがある

ソフトバンクAirは契約時に「端末代の分割払い(36回・48回)」が組まれていることが多く、途中解約時には月々の残債を一括で支払う必要があります。

契約から1〜2年で解約 → 数万円の残債発生

「乗り換えで得」と思っても、結局損することも…

契約内容やキャンペーンをよく確認し、違約金や端末代の精算リスクを理解しておくことが大切です。

6. それでもダメなら…回線の見直しも視野に

ここまで紹介した対策をすべて試してもなお、Wi-Fiの遅さ・不安定さが改善しない場合、根本的な原因は「回線の性能そのもの」にあるかもしれません。とくにソフトバンクAirのような無線ルーター型は、環境によっては限界があります。

そんなときは、思い切って「回線の見直し」も視野に入れてみましょう。

ソフトバンク光(固定回線)への変更

ソフトバンクユーザーであれば、同じくソフトバンクが提供する「ソフトバンク光」に乗り換える選択肢があります。

安定性:◎(物理回線なので速度が安定)

通信速度:◎(下り最大1Gbps)

工事:必要(賃貸は管理会社に許可が必要)

費用:月額5,000〜6,000円前後

工事が必要ではありますが、「Airより格段に安定する」との声が多く、ゲーム・テレワーク用途には特におすすめです。ソフトバンクAirからの乗り換えで、違約金負担を軽減するキャンペーンも時期によって実施されています。

auひかり・NURO光など、他社回線の検討

現在ソフトバンク以外のスマホを使っている方は、スマホと同じキャリアの光回線を選ぶことで、割引が受けられる可能性があります。

  • auユーザー → auひかり(auスマートバリュー)
  • ドコモユーザー → ドコモ光(セット割あり)
  • 高速重視なら → NURO光(下り最大2Gbps〜)

物件によっては導入できないケースもあるため、提供エリア・設備対応状況を事前にチェックすることが大切です。

引っ越しが近い人は「光回線導入済み物件」を狙う

今後引っ越しを予定している人は、最初から「光回線導入済み(光コンセントあり)」の物件を選ぶのが効率的です。

工事不要または簡易で済む

家賃にインターネット無料が含まれる物件も

賃貸サイトで「ネット無料」「光対応」で検索可能

内見時に光コンセントの有無を確認しておくと、あとから慌てずに済みます。

見直しの前にやるべきこと

ただし、乗り換えはコストも手間もかかるため、いきなり決断するのは避けましょう。まずは以下をチェックしましょう:

契約中のサービスに通信制限・速度制限があるか

ルーターや設置環境の最適化は済んでいるか

回線契約の残債や違約金の有無

また、各回線の「お試し期間」や「通信速度保証制度」があれば、それを活用して納得のいく乗り換えを目指すのが理想です。

7. まとめ

賃貸物件でソフトバンクのWi-Fiが繋がりづらい原因は、建物の構造や周辺環境、ルーターの設定など、さまざまな要因が複雑に絡み合っています。

まずはルーターの設置場所や設定の見直しといった「今すぐできる対策」からスタートし、それでも改善しない場合は、中継機の導入や回線そのものの見直しも視野に入れましょう。毎日のネット環境が快適になることで、在宅ワークや娯楽の質も大きく向上します。

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